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リフォームで補助金が出るって本当?対象となる工事や税の優遇制度も
リフォームで補助金が出るって本当?対象となる工事や税の優遇制度も
建物の耐久性の低下や家族構成の変化などでリフォームが必要になる場合がありますよね。新築住宅を建てるよりは安いとは言え、中古住宅の再生や間取り変更などは費用がかかります。しかし、リフォームは要件を満たせば補助金が受け取れます。どんな工事をするかで受け取れる補助金の種類や額が違いますが、対象となるなら受け取りたいですね。
さらに、条件を満たせばリフォームの補助金のほかに税金の優遇が利用できます。リフォームをお考えの方は是非利用してみてくださいね。
リフォームの補助金は国や地方自治体が交付!山口県はある?
リフォームの補助金は国や地方自治体が交付します。補助金を受け取るさいに気をつけておきたい点がありますので、そちらも知っておきましょう。
リフォームの補助金制度とは何か
リフォームの補助金制度は、特定の要件を満たす工事をする場合に受け取れます。税金の予算の中運営されているため、予算に達すると締め切られます。新年度に募集された補助金は夏か秋頃には締め切られるケースが多いですので、リフォームをお考えの方は申請時期を決めておきましょう。
また、リフォームの補助金を受け取るには、工事請負契約、事業者登録、交付申請にそれぞれ期間があります。この時期から外れないように計画すると良いですよ。
国が行っているもの
2022年3月現在、国が行っている補助制度は以下のものがあります。
・こどもみらい住宅支援事業
子育て世代または若者夫婦世帯が既存の住宅を購入し、リフォームする場合は最大で60万円が支給されます。この補助金を受け取るには、省エネ改修が必須です。具体的には、「開口部の断熱改修」「外壁・屋根などの断熱改修」「エコ住宅設備の設置」のいずれかを行う必要があります。
・既存住宅における断熱リフォーム支援事業
リフォーム時に高性能な断熱材や窓などを使用して、省エネ効果を持つ住宅に改修する場合に費用の一部が助成されます。省エネ効果は15%以上が見込まれる場合が対象です。戸建て住宅の場合は補助対象経費の3分の1以内が補助の対象となり、戸建て住宅では1戸あたり最大120万円まで支給されます。
山口県で行っている補助制度
弊社がリフォームなどを行っている山口県では、2022年3月現在、山口市、萩市、柳井市、周南市、山口県が行っている補助制度があります。それぞれの自治体によって補助制度の内容は変わりますが、以下のような内容があります。
・耐震住宅促進事業
・空き家の改修事業
・浄化槽の設置
・バリアフリー事業
予算になったら終了する場合もありますが、新しく追加される事業もあるので、各自治体の情報をチェックしておきましょう。
【参考:地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト「山口県」】
リフォームの補助金はどんな工事をすると対象となる?
上記にもある通り、リフォーム工事の補助金を受け取るにはどんな工事をするかで対象となるかどうかが決まってきます。以下の5つの場合で対象となるケースが多いです。
①介護などでバリアフリー化が必要な場合
介護保険から補助金が出るケースで、要支援・要介護の認定をされた方がお住まいの住宅が対象です。20万円が上限で、自己負担金1〜3割で工事が実施できます。実際にできる工事は以下の通りです。
・手すりの取り付け
・段差の解消
・開戸から引き戸にする
・スロープの設置
・床材を滑りにくくする
・和式トイレを洋式トイレに変更
②エコ住宅にする場合
最近では、冷暖房効率が良いエコ住宅にするリフォームで補助金が受け取れる事業がたくさん出ています。外壁や窓の工事は費用がかかるので、エコ住宅の基準を満たして補助を受けられるようにするとコストカットができます。対象となる工事は以下の通りです。
・窓を断熱化する
・外壁や屋根を断熱化する
・給湯器を高効率のものにする
・トイレを節水型にする
・浴室や浴槽を断熱化する
・太陽光発電システムを設置する
・蓄電池を設置する
耐震改修をする場合
日本は地震が多く、今後発生しそうな南海トラフ地震などにも警戒が必要ですね。耐震診断をしたり、耐震設計のリフォームをするときも補助金がでる場合があります。耐震診断だけでも20〜40万円かかりますので、補助を受けられるのであれば申請しましょう。
また、ブロック塀は地震で倒壊するおそれがあるとして解体や撤去に補助金が出るケースも多いです。ご自身やご家族を守るためにもリフォームのさいは耐震強度を高めるのが良いでしょう。
在宅勤務用の改修をする場合
感染症の流行で在宅勤務をする機会が増えた方も多いでしょう。しかし、書斎やワークスペースがないと不便ですよね。長期優良住宅化リフォーム推進事業が拡充され、テレワーク目的でリフォームをする場合も補助金の対象となります。
注意すべきなのは、書斎を作る目的だけでは補助は受けられない点です。
・建物の構造の劣化対策
・耐震性
・省エネルギー性
この3つが基準値以上になる場合に助成が受けられます。
空き家を改修する場合
日本は少子高齢化で空き家が増えているため、全国的に空き家をリフォームしたりリノベーションして資源を有効活用する動きがみられています。山口県では2022年3月現在、下関市や山口市でこの助成を受けられます。
空き家を購入して住む予定の方や相続した空き家に住む方、空き家バンクに登録されている建物の所有者などが対象です。この場合もほかの助成と同様に、省エネルギー化、バリアフリー化などの要件を満たす必要があります。
【参考:下関市「空き家改修費用の補助について」】
リフォームの補助金のほかに税の優遇が受けられる場合もある
リフォームの補助金にプラスして所得税や固定資産税などの税金が優遇される場合があります。この優遇制度を利用するには、税務署への申告を忘れないようにしましょう。
所得税が控除される
要件を満たすリフォームを行った場合、所得税が控除されます。減税の種類は投資型減税、ローン型減税、住宅ローン減税の3つがあります。リフォームの種類によってどの控除を受けられるのかが変わってきますので、工事を発注する前に当てはまるものがあるかをチェックしておきましょう。
固定資産税の減額
耐震、バリアフリー、省エネ、長期優良住宅のどのリフォームでも固定資産税の減額があります。しかし、どの要件を満たすかで軽減率が変わってきますので注意しましょう。軽減期間はどれも1年間です。
その他の優遇制度
・贈与税非課税措置
個人が親や祖父母などの直系の家族から住宅取得などの資金の贈与を受けた場合の贈与税が優遇されます。
・登録免許税の軽減
宅地建物取引業者により一定の質の向上を図るための特定のリフォームなどの工事が行われた既存住宅を個人が取得した場合の所有者移転登記に関わる登録免許税が軽減されます。
・不動産取得税の特例措置
宅地建物取引業者が既存住宅を取得して、リフォームなどを行ったあとで住宅を個人の住居用として譲渡する場合の不動産取得税が減額される制度です。
【参考:国土交通省「買取再販で扱われる住宅の取得に係る特例措置」】
まとめ
リフォームやリノベーションを行うと費用がたくさんかかりますよね。しかし、バリアフリー化、耐震化、省エネ化する住宅にリフォームすると補助金を受け取れます。補助金には募集期限があるものや、予算の関係で締め切られてしまうものがあります。リフォームの助成を受けたい人は最初に確認して工事の計画を建てましょう。
最近では空き家が増えてきているので、空き家の改修工事にも補助金が出ます。リフォームの補助金制度は国や地方自治体が行っており、山口県でも山口市、萩市、柳井市、周南市が行っています。
また、税金の優遇制度などもありますので、忘れずに申請するとさらに安くリフォームができますよ。
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