山口県で中古住宅をリノベーションしたい！メリットや失敗しないためのポイントとは？

 

「長年住んでいる住宅を綺麗にリノベーションをしたい」「中古物件を購入して家族構成に合わせてリノベーションしたい」という人が増えています。新築を購入するより安いけれど、リノベーションにかかる費用も気になるところですよね。

 

そこで今回は、中古住宅をリノベーションするメリットをご紹介したいと思います。よくある失敗例を知っておくとリノベーション後も快適に住まうことができますよ。また、山口県で中古物件をリノベーションするなら業者選びも大切です。

 

家族みんなが楽しく暮らせる空間を手に入れましょう。

 

 

中古住宅リノベーションのメリットとは？新築との違いも

 

今お住まいの住宅をリノベーションするか、新築を購入するか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、中古住宅をリノベーションするメリットをみてみましょう。

 

 

新築するより安い費用でフルリノベーションができる

 

 

中古住宅のリノベーションや、中古物件を購入してリノベーションする費用は、新築を購入するより安く済みます。

 

フルリノベーションするには、壁や床などすべて解体して柱や基礎部分だけにします。スケルトンリフォームとも呼ばれていて、内装と外装を一から作りなおすことができます。この場合の費用相場は次の通りです。築年数や戸建て・マンションによって価格に幅があります。

 

・20坪（66㎡）：1000～1400万円

・25坪（82.5㎡）：1200～1600万円

・30坪（99.9㎡）：1350～1800万円

・40坪（132㎡）：1600～2100万円

 

機能性や耐震性など新しい付加価値をつけられる

 

 

断熱性・遮熱性などの機能性を考えると、新築のほうがよさそうですが、リノベーションでも新しい付加価値をつけることが可能です。壁や床・天井に性能のよい断熱材を敷き詰めたり、外壁に遮熱性の高い塗装をするなどです。

 

また、スケルトンの状態にすることで柱の腐食や結露・カビの有無を確認できます。基礎の補修や補強ができるので耐震性においても問題ありません。とくに1981年以前に建てられた戸建ては新耐震基準を満たしていないため、積極的にリノベーションや耐震リフォームを検討しましょう。

 

【参考：政府広報オンライン「住宅・建築物の耐震化のススメ」】

 

 

家族構成やライフスタイルに応じて自由に設計できる

 

 

リノベーションのいいところは、家族構成やライフスタイルに合わせて部屋数やリビングの広さを変えられることです。子どもが小さいときは必要としない部屋数も、大きくなれば作ってあげたいもの。玄関を2つにして二世帯住宅にすることもできます。

 

間取りの変更と一緒に水回りや給排水管を新しくすることもできます。築年数が古い住宅であれば、天井裏や床下の配管や配線が相当傷んでいることが予想されるので、安全のためにも新しいものに取り替えるとよいでしょう。

 

 

中古住宅のリノベーションでよくある失敗例って？

 

中古住宅のリノベーションは大掛かりな工事ですし費用もかかります。よくある失敗例を知っておくと、のちのちのトラブルを防ぐことができますよ。

 

 

日常生活での動線を考えていなかった

 

 

住宅やリフォーム雑誌に出てくるような素敵な住まいをみると憧れますよね。でも、じっさい住み始めてみると、日常生活がスムーズにいかないということがあります。

 

たとえば主婦にとっては家事動線がいい間取りだと嬉しいですよね。移動する時間や手間が劇的に少なく済みます。家族の生活動線や来客動線をイメージしながら間取りや収納スペースを設計していきましょう。

 

 

予算をオーバーしてしまった

 

 

リノベーションをするさいには優先順位をつけておきましょう。真新しいキッチンや広いリビングは譲れないけれど、トイレはグレードを落としても大丈夫など。もちろん見た目もだけでなく、使用する建材や断熱材などもピンキリです。業者と最初の打ち合わせでじっくり話し合いましょう。

 

また、中古物件を購入後にリノベーションをする場合、工事費用を考慮して物件を選ばなくてはいけません。

 

 

入居までに時間がかかってしまう

 

 

お住まいの住宅をリノベーションする場合には、完成して入居するまでの時間も考慮しておきましょう。中古住宅のフルリノベーションの流れは次のようになります。

 

・既存住宅の間取り採寸・図面作成

・床下や屋根、外壁などの建物調査

・施工プランの提案、リノベ図面作成、見積もり

・契約と着工

 

施工プラン・図面作成までに1〜2ヶ月程度、5回ほど業者と打ち合わせをおこないます。30〜40坪の中古住宅で、着工から約3ヶ月で完成です。

 

 

山口県の中古住宅リノベーションで後悔しない業者選びのポイント

 

近年リフォームに関するトラブルが急増しています。安心して住まうためにも、信頼できる業者を選びたいですよね。山口県で中古住宅をリノベーションするなら、次のような業者に依頼しましょう。

 

 

想定外の補修工事がないかリノベーション前に点検してもらう

 

 

中古住宅のリノベーションでは、着工後に想定外の補修箇所が見つかることも少なくありません。工事が終わってから見積もりにはなかった補修費用を請求されることは避けたいですよね。工事を始める前に建物の不具合や劣化状態を確認してもらいましょう。

 

リフォーム関連でのちのちトラブルが起きやすいのは外壁や屋根、基礎部分です。トラブルが起きてからではなかなか解決しにくいようです。

 

【参考：住宅リフォーム・紛争処理センター「住宅相談統計年報2019」】

 

 

リフォームやリノベーションを得意としている業者か

 

 

リフォームやリノベーションをおこなっている業者にはいくつか種類があります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

 

・リフォームやリノベーション専門業者：

海外の建材や設備を輸入している、設計士が選べる、中古物件探しから依頼できるなど、独自のサービスを展開していることが多いです。費用も業者ごとに大きく異なるようです。

 

・工務店：

知名度は高くないものの、地域に密着したサービスが得意。大手ハウスメーカーから受注した工事をおこなっているのもじつは工務店です。

 

・住宅メーカー：

大手ハウスメーカーのリフォーム部門も増えています。ブランドイメージが強く、自社に設計士やデザイナーがいるので安心感があります。費用は割高。

 

 

山口県内に多くの実績があり地域密着のサービスがあるか

 

 

山口県で中古住宅をリノベーションするなら、やはり地元に根ざした業者がおすすめです。ホームページなどで、県内での実績がたくさんあるか、また、じっさいに施工例などを確認してみましょう。

 

創輝planningは、山口県下松市・山口市を中心にフルリフォームやリノベーションをおこなっております。また、古民家再生にも力をいれており、築100年の家も現代のライフスタイルに合わせて住みよい空間に生まれ変わらせます。

 

 

山口県で中古住宅をリノベーションしたら固定資産税はどうなる？

 

中古住宅をリノベーションした場合、固定資産税がどうなるのか知っておきましょう。固定資産税は3年ごとに見直しがおこなわれる地方税ですから、適切な資産評価をしてもらう必要があります。

 

 

現状回復のリフォームなら固定資産税がは変わらない

 

 

一般的に、安全に住まうためのリフォームに関しては固定資産税は変わりません。たとえば、雨漏りが起きてしまったため屋根をリフォームしたとか、給排水管の老朽化で水回りを刷新したなどです。

 

ただし、リフォーム後の中古物件を購入する場合にはすでに固定資産税が高くなっていることもあります。リフォーム・リノベーションの規模や購入のタイミングをよく検討しておきましょう。

 

 

リノベーション後に税金が高くなることもある！？

 

 

以下の場合には固定資産税が上がる可能性が高いです。

 

・増築して床面積が広くなった

・改築や増築で基礎部分を変更した

（基礎部分とは、柱や壁、床、屋根、梁、階段など）

 

大規模なリフォームやリノベーションをおこなうさいは、お住まいの自治体に建築確認申請をしなくてはいけません。ただし、耐震リフォームや省エネリフォーム、バリアフリーリフォームに関する条件に該当する場合には、減税措置を受けられることがあります。

 

 

まとめ

 

 

中古住宅をリノベーションするメリットは、新築より安い費用で、家族構成やライフスタイルに合わせて設計できることです。また、耐震性や機能性を高められるので、快適な住空間に安心して暮らせますよね。

 

施工前に予算や間取りなどの設計、施工中の住まいをよく検討しておきましょう。また、工事をどこに依頼するか、業者選びも重要です。山口県で中古住宅のリノベーションをするなら、県内で多くの実績があり地域に密着したサービスをおこなっているか確認してみるとよいですよ。